神戸や西宮で書・絵・俳句の先生をされている藤野佳津子さまの名刺を制作させていただきました。初めてお会いした時に、穏やかで優しく、ふんわりとした空気をまとわれた方と感じてそれを名刺で表現したいと考えました。水彩画用紙のような凹凸感がある紙にインクがにじんだような表現を用いています。厚みのある紙を選び、銀箔の箔押し加工も入れることで存在感のある名刺になりました。打ち合わせをしながら表面は藤野さまの名前にちなんだ藤の花をモチーフに、裏面は木漏れ日の爽やかなイメージでお作りすることを決めました。美しい文字の選定や余白の使い方など、自分なりにこだわっているところを汲み取ってくださり楽しく制作させていただきました。ありがとうございました。
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